QUIETDRIVE (2010/12/08) QUIETDRIVE ★★★☆☆ Amazonで詳細を見る |
アメリカミネソタ州出身のロックバンド。自身の名を冠した本作『QUIETDRIVE』はフルアルバムとして3枚目。エモーショナルなヴォーカルが特徴的なポップパンク。日本においても知名度、人気がある。【ウィキペディア:QUIETDRIVE】
どの楽曲もキャッチーで、万人受けするメロディだが、サウンドが薄く聞き流してしまうような平凡な曲が多い。ただ、ヴォーカルの透明感・伸びのある声がメロディにハマった時はなんとも言えないカタルシスがある。
Quietdrive
1. Way Out (1st single)
★★★★★【Music Video】
ドラマティックなメロディで始まる。突き抜けるような伸びのあるエモーショナルな歌唱が感動的。夏の青空を想起させる透明感のある曲。
2. American Jeans
★★☆☆☆エレクトロニカなリズムで始まるキャッチーな楽曲。
3. Always
★★☆☆☆哀愁が少々。
4. Days Go By
★★☆☆☆平凡なイントロ。しかし、ヴォーカルのメロディにはリズムを変えたりなどの工夫がある。
5. C'est La Vie
★★★☆☆サビの少し複雑なメロディとエモーショナルな歌い方が良い。
6. Until The End
★★☆☆☆バックグランドにストリングス。
7. Fading Light (2nd single)
★☆☆☆☆よくある曲。
8. Birthday
★★☆☆☆憂いを帯びたヴォーカルにアップテンポなサウンド。ポジティブな雰囲気に底の浅さを感じる。
9. The Good Book
★★☆☆☆フォークソングを土台に、現代のポップのメロディを織り交ぜて、エモーショナルに歌い上げる。
10. Says A Lot
★☆☆☆☆ギターのディストーションは利いてるもののサウンドが薄い。
11. Feel Alive
★☆☆☆☆ハリウッドの浅い恋愛映画で流れていそうな曲。
12. Body Out Of Bed
★★☆☆☆LizAkhavan (女性ヴォーカル)とコラボレートした、アコースティックな曲。
13. Call Me Up (Remix)
★★☆☆☆エレクトロニカとストリングス、ツインヴォーカルの掛け合いがなかなか良い。
14. Until The End (Acoustic) (3rd single)
★★☆☆☆6曲目のアコースティック・バージョン。
感想
正直に言うと、『Way Out』しか聴いていません。こういうキャッチーだが平凡なサウンドを垂れ流すバンドはたくさんあって、辟易してしまいます。しかし、こういう曲を量産しているバンドが、時折半端でない名曲を作ることがあるということも否定出来ません。Dream Stateの『Something To Believe In』、Waking Ashlandの『Hands On Deck』などの楽曲がそうです。
しかし、一曲でも永く聴き続けられる曲があればそれで十分かもしれませんね。